Webデザイナーの仕事

webデザイナーってどんな仕事をするんですか?【制作会社編】

こんにちは、Web未経験支援や独立支援をしているタカハシです。

「webデザイナーってどんな仕事をするんですか?」って最近よく質問されます。
フリーランスと会社員で働き方が大きく変わってくるので、今回は一般的な制作会社について書いていきます。
ちなみに僕は3社を経験していて、大体どこも一緒でした。中には違う会社もあるので参考程度にしてください。

とあるwebデザイナーの1日

9:50 出社
10:00~ メールチェックと本日のタスク管理
10:30~ 作業業務
11:00~ 案件の打ち合わせ
13:00~ 昼休憩
14:00~ 作業業務
16:00~ 会議
19:00~ 帰社
20:00  家に着く

ごくごく普通なサラリーマンの日常ですよね、、、
会議とか打ち合わせがない日のほうが多いので、ひたすらモクモクと机に向かってます。

多分みなさんが本当に聞きたいのはここじゃないはず!
次は作業内容について説明します。

webデザイナーってめちゃくちゃ地味なんだぜ

仕事の内容ですが、はっきり言ってめちゃくちゃ地味です。
今まで色々仕事をしてきましたが、入社してからギャップを一番感じた業種かもしれません。
だって、webデザイナーやクリエイターって横文字で聞くと凄そうじゃないですか?昔の自分は表面的な部分だけをみて勝手に華やかと勘違いしていただけでした。これは僕の周りにの人も結構言ってます。

主な業務

  • デザイン業務(2割)
  • マークアップ(3割)
  • 修正・更新作業(5割)

え〜大体、修正や更新業務が半分を占めてます。
文字をちょっと変えるだけだとか画像の差し替えだけとかめちゃくちゃ多いですよ。新規で案件に係ることもありますが既存のホームページの対応の方で日々追われてる感じですね。

会社によって違う部分もありますが、ここ最近web業界では業務の細分化が進んでおり作業の役割分担が決まってることが多く、1人で最初から最後まで全部やる事は少なくなっています。
その点フリーランスは、営業、見積もり、提案も含めて最後まで1人でやるので結構大変です。

細かい仕事内容

実際にどういった工程を行っているのかもう少し詳しく書いていきます。
新規案件が入ったと仮定して説明します。

1.PMやディレクターと打ち合わせ

新規案件の場合いきなり作業はせずに、ワイヤーフレームの提案から始まり、その際にディレクターがワイヤーフレームを作成してくれる場合もあります。

2.構成が決まるとデザインに取り掛かる

ある程度の構成が決まり、ようやくデザインに取り掛かります。
TOPと中1ページを作成しクライアントに確認してもらい、意識のすり合わせをします。(この時点で1~2週間が経過)
ほぼ修正が入るので、これも見越してスケジュールを組まないと後できついですよ。

3.その他のページデザインと並行でコーディング

デザインからコーディングまでを1人でやる事はあまりなく、大体どちらかのことが多かったですね。
その他のページをデザインしつつ、コーダーの方にコーディングも進行してもらいます。
細分化することにより作業が効率よく早く進められるので、同時進行みたいなことができるわけです。

4.社内チェック、クライアントに確認

クライアントに見せる前に社内で動作チェックを行います。
文字の間違いやフォームの動作、レイアウト崩れなどなど細かくチェックしていき、クライアントにテストの環境で確認してもらい、修正もはさみつつ、OKがでれば本番にUPして終了になります。

後は管理がこちらになる場合は、日々の業務に管理が増えていくみたいな、、、
案件もこれ以外にあるので、複数の作業と並行して進めています。

今後のwebデザイナーの働き方

将来的に作るだけの人材は淘汰されていくと思っています。
それがいつ頃かは分かりませんが、今後のwebデザイナーの働き方を考えないといけないなと実感しています。
作るにしても徹底して成果を重視したり、もっとビジネス視点で考えられるデザイナーさんが増えていければいいんじゃないかと思ってまして、マーケティングの考え方を身に着けることによって、将来性がかなり広がるからです。

商売やビジネスとして考えられるデザイナーさんってかなり貴重で、経営者と対等に話せる人もかなり少ないです。
ホームページも結局はただのツールであり商品なので、その先にあるものを見つめて進める人が、生き残っていけるのかな~と個人的には思ってます。

まとめ

デザイナーに憧れてる人すいません、、、
めちゃくちゃ現実的な内容になってしまいました。

表舞台が派手なものは、大体裏方は地味な事の繰り返しなので、俳優さんやタレントさんもおんなじですよね。
ホームページの作成は今でも好きですが、時代の流れで業界のあり方が変わってきています。

僕自身がそうでしたが、技術的な事ばかり勉強して根柢の考え方がおざなりになっていたことがあって、本当にただ作る人になっていた時期があります。
今思えばめちゃくちゃ持ったいない時間を過ごしていたな~って後悔があります。

これからweb業界を目指す人は、参考にしてみてください。

ABOUT ME
タカハシナオミチ
1983年生まれの33歳、広島県出身の愛妻家 「自分の小さな出来事を周りの大きな幸せに」を自己理念に持ち、社会に価値を与えるWebデザイナー。 31歳で飲食業界からWeb業界に転職し2年で独立。 理容師→フリーター →イタリアンレストランのコック→カレー屋の店長→Web職業訓練生→Webデザイナー→フリーランス というユニークな経歴を持つ。
関連記事

COMMENT