未経験からWebデザイナー

Webデザイナーに向いてる人、向いてない人

僕の普段の仕事は、企業のITパートナーや個人での制作関係の仕事と、稼げるクリエイター育成スクールを運営しています。

2016年9月からフリーランスとして独立して、かれこれ100人以上に相談に乗り、スクールの生徒も20人を超えました。
そのなかで、やっぱり向いてる人、向いてない人がいるんですよね。
でも、それはその時ってだけで、これからドンドン変わっていけばいいだけなんです。

向いている、向いてないも大事ですが、現在の需要を知ってもらえればと思います。

Webデザイナーを目指す人へ
  • Webデザイナーの仕事について
  • 現在求めらている人材の需要
  • これから身につけること

そもそもWebデザイナーの仕事を勘違いしてる人が多い

話してみると、ほとんどの人がデザイナーの仕事を勘違いしています。
デザイナーはサービス業です。
大事なのでもう一度いいます、デザイナーはサービス業です。

すでに、えっそうなの?と思う人がいるでしょう。
僕は元々飲食店で働いてたのですが、同じですね。

あと良く言われてるのが、ホームページを作る人。
これは間違ってません。
でも今の時代はそれだけではなく、Webデザイナーの仕事は多岐に渡るようになっています。

  • 情報設計
  • コミュニケーション
  • UI・UXの理解
  • マーケティング
  • 提案力
  • スピード&クオリティー
  • ビジネスの視点
  • セールスライティング能力

など、もう何屋かわからない状態になっています。
もうややこしいので、僕は一言でまとめています。

デザイナーは問題解決屋さんです!

何か問題(悩み)が起こらないと、仕事の依頼ってこないんですよね。

Webデザイナーの仕事の大まかなプロセス

お客さんに悩みや課題があって依頼⇒その課題に対して解決策を提示(ヒヤリング)⇒解決につながるデザインを制作⇒本番に公開⇒成果が出てるか、問題解決ができてるかチェック⇒解決できてればOK

僕は毎月、Web未経験者向けのセミナーを行っているので、このギャップをまじまじと感じています。
実際に過去の自分もそう感じていましたし、、、

でもこれからのWebデザイナーは、ただかっこいい・綺麗なデザインができるだけでは、価値が上がらなくなっています。
こういった事を前提に向いてる人と向いてない人を説明していきます。

Webデザイナーに向いてる人・向いてない人とは?

【向いてる】コミュニケーションがストレスにならない

この業界に来る人の中にコミュ障と言われる人がいます。
世間のイメージでは、パソコンを一人でもくもくと作業していると思われていますが、それは間違いでコミュニケーションが最も重要となります。

仕事は1人では完結しません。
特に会社になると、業務が細分化されていて、連携が大事になってきます。

打ち合わせにしろ、会議にしろ、発言して意見をすり合わせないと進みませんので、コミュニケーションスキルが高い人は重宝されます。

【向いてない】コミュニケーションが苦手な人にはきついかも・・・

反対にコミュニケーションがストレスに感じる人は大変だと思います。

僕のスクールの生徒はフリーランスになりたい人が多いのですが、皆さんコミュニケーションが苦手と感じています。
でも、フリーランスになるにあたってコミュニケーションが苦手だと、死活問題になるので何とかワークで矯正しています^_^

向いてる向いて無いで言うと、向いて無いとなりますね。
苦手な人は喋らなくても良い、ポジショニングを作ればなんとかなると思いますが、大変なのは変わりません。。

【向いてる】情報収集を積極的に行う

Web業界は、ほんまに流れが早すぎる!
これはしょうがないんですが、波に乗り遅れて取り残される人も沢山います。

遅れを取らないためには、情報を積極的に集めて行かなければなりません。
これは、ある程度自動的に日常に取り込めればそこまでしんどくないです。

僕は下記の内容を最低でも毎日欠かさず行っています。

  • Facebookでビジネス・マーケティング系の情報収集
  • TwiterでWeb界隈の最新動向のチェック
  • はてなブログで最新の記事をチェック
  • ピンタレストで新しいデザインをブックマーク

それぞれに、特色があるので上手く使い分けるようにしています。
そんな時間無いよ!と思われるかもしれませんが、移動中・休憩中・寝る前・お風呂の中・トイレの中など絶対にできます。

慣れると日常化するので、オススメです。

【向いてない】周りに興味がないとヤバイ!

情報もそうなんですが、他の人から吸収できることが多くあります。
「自分は〜」とか「自分には関係ないし、、」と思ってしまう人は注意です!

一人でというイメージが強い業界ですが、実際に入ってみると人との繋がりが今後の成長を決めます。
特にフリーランスになりたい人は、繋がりから仕事が発生して広がるので、自分だけのコミュニティーは必要になります。

【向いてる】投資をすることに抵抗がない

ここで言う投資とは、株とかFXとかのことではありません。
プライベートな時間を自己成長に使えるかや、収入の一部を自己投資(勉強)に使えるかどうかです。

僕は過去に3社の会社で働き、派遣会社や他の会社で色々とお話を聞く機会があります。
ほとんどの人が、プライベートの時間に勉強するのをしないらしんですよ。。
会社で仕事してから帰ってまで、パソコン開きたくないという言葉もよく聞きます。

残念なことに会社で勤務していても、成長は何処かで必ず止まります
毎日同じ仕事を繰り返すことが多いので、どうしても成長はできなくなってくるんですよね。

じゃ〜どこで成長するのって言うと、プライベートな時間を活用して成長するしか方法はありません。
もちろん全部ではなくて、1日2時間は勉強しようとか、週末に朝早く起きて午前中は勉強しようとか、週に1回はセミナーに行こうとか。
こういったことを積極的にデキる人が向いています。

【向いてない】のんびり働きたい人はイメージ違い

この業界はのんびり自分のペースとは程遠いです。
全てに納期が存在し、第三者と仕事をしないといけないので、プレッシャーが常につきまとっています。

これにより、体や精神を病む方が一定数います
もちろん職場にもよりますが、残業なども多くなるので結構たいへんです。

専門職になるので、アルバイトでも時給も高めになります。
そのため、「わかりません」とならないように、自分で解決していく能力が必要になってきます。

【向いてる】デザインやコーディングが好き

結局コレです!
好きな人ほど成長していきます。
こういった人は、ほっといていても勝手に勉強したり行動するので、自然と成長する傾向があります。

ただ気をつけてほしいのが、好きでやってるので歯止めが効かずに体調を崩す人が多いので、そこだけはコントロールして下さい。

まとめ

色々な質問から、外から見るのと中から感じるギャップが、向いてる人と向いてない人ではっきり別れますね。
向いてないからと言って諦めるとかではなく、どれだけ対応していけるかが、仕事として大事になります。

この記事のまとめ
  • コミュニケーションが大事
  • 情報収集でライバルと差をつけれる
  • 周りや人に興味を持つ
  • 投資の感覚が必要
  • 好きで続けれる人が最強
ABOUT ME
タカハシナオミチ
1983年生まれの33歳、広島県出身の愛妻家 「自分の小さな出来事を周りの大きな幸せに」を自己理念に持ち、社会に価値を与えるWebデザイナー。 31歳で飲食業界からWeb業界に転職し2年で独立。 理容師→フリーター →イタリアンレストランのコック→カレー屋の店長→Web職業訓練生→Webデザイナー→フリーランス というユニークな経歴を持つ。
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