フリーランス

フリーランスの一番初めの仕事のとり方

こんにちは、Web転職支援・独立支援をしているタカハシです。

毎月おこなってるセミナーや最近よくいただく質問で、「フリーランスとして独立したいのですが、初めにどうやって仕事を獲得したのですか?」と毎回のように聞かれます。

分かる!その気持ちはめちゃくちゃ分かります!

僕も会社員時代の時に全く同じ質問してました。
でもその時の答えがしっくりこなかったんですよね。。

なんでしっくりこないか理由は簡単です。
それは、独立したことがないからです。

独立して初めてあの時の話が理解できました。
人によっては、え〜〜と納得できないかもしれませんがこれが現実です。

それでは、今回はフリーランスの仕事獲得についてお伝えしていきます。

※この記事の解説動画が一番下にあります。

初めてでも同じ仕事は紹介が8割を占める

結論から言いますと、仕事は紹介が8割です。
会社だと営業さんがいたり、広告を大量に投入してますが、個人のフリーランスには不可能です。

そのため、紹介がめちゃくちゃ重要になります。

初めて独立する人も同じです。
最初は知ってる人から紹介してもらって、仕事を受けることがほとんどです。
ちなみに、フリーランス20人くらいに初めての仕事について確認しました^_^

独学で勉強して転職してきた人には、知り合いがいなくて無理だよ。。
となることが多いので、具体的に仕事を取るステップを解説していきます。

1.まずはプロフィールを作る

仕事の取り方を聞いてくる人はプロフィールを持ってない方が多いです。
特に初めは信用も実績も無い状態で仕事が来るかと考えてみると、まぁ来ないことのほうが多いですよね。

まずは、ここからできないと一向に仕事を獲得することができません。
自己紹介ができないってことは、興味を持たれないので、、、

プロフィール作成のフローは以下になります。

1.長めのプロフィール、幼少期や学生時代から現在〜未来にかけてのプロフィールを書き出す(長めのプロフィール)

2.そこからなんでも良いので、数字が付けれそうな実績をチョイスする
(学年でテストが1位、売上全国で3位、県大会ベスト8とか)

3.最近の部分を抜粋して、数字の実績と合わせる(普通の長さののプロフィール)

4.それを150文字にまとめる(短いプロフィール)

この工程で、3種類の長さのプロフィールができました。
3つの長さがポイントになります。

使う用途によって使い分けしやすくなります。

人に喋る時は、普通の長さのものがベストです。
これを1分間で自分を紹介できるように喋れるようになって下さい。

これだけでも、仕事を獲得できる人もいますよ。
プロフィールは常にブラッシュアップして更新していくと、より効果が出やすくなります。

2.大きい声で目立つように発信する

初めの1件目は紹介を狙うので、まずは知ってもらうことが大事です。

本当に大きい声で叫ぶのではなく、目立てば自然と人の目に止まりやすくなります。
これによって、自分の事を知ってもらう機会を作ることができます。

さっそくプロフィールができたので、これを周りに発信しましょう。

・会う人にとりあえず発信
・交流会で発信
・SNSで発信
・ブログで発信
・セミナーで発信

など、どんどん接触する人を増やしていくことがコツです。

上手く行けばスグに仕事が来ると思いますよ。

3.誰をどういう風にしたいのか決める

「仕事のとり方は?」という質問に、僕は「ターゲットは?」と聞くとみんな沈黙します。
やりたい事はあるけど、誰に向けてのサービスや商品かがごっそりと抜けてる人が多くいます。

こういった人はスグに廃業するでしょうね。
自分のお客さんを分かっていないと、商品もでき上がらないので、商売ができないというシンプルな話です。

でもどうやって考えればいいの?

それは、

応援したい人の悩みをどのように解決するか

これをひたすら考えれば、自然と自分の商品が決まります。

これでもよくわかんない人は、ターゲットっぽそうな人にひたすら悩みを聞きまくる!
これだけ実践してメモを取って下さい。

50人くらいに聞くとだいたい同じ答えが返ってくるので、そのあたりで自分の商品やサービスが明確になるはずです。
ならない人は僕に相談して下さい。

あっ最初のプロフィールはここで活用して下さい。

4.肩書を決める

ここまでで、数件は仕事が来てるはずです。

肩書は最初でも良いかな〜と思ったんですが、結構コロコロ変るはずなので都度更新ですね。

肩書とは?何でしょうか。

  • Webデザイナー
  • フロントエンドエンジニア
  • クリエイティブディレクター

これを見てどう思いますか?

多分、ふーんとなるでしょう。

こういった肩書は全く効果がありません。

ここで大事なのが、肩書は口コミのされやすいものにしろ!です。

仕事がポツポツきても収入が上がんないとか理想のお客さんが来ないとかは、この肩書で解決します。

  • デザインの効果を今の3倍に変える集客Webデザイナー
  • お客様第一主義のフロントエンドエンジニア
  • 女性起業家のブランディング専門のクリエイティブディレクター

これだとどうでしょうか。
初めの肩書よりは引き付けられないですか?

上で決めたターゲットを狙い撃ちするような肩書ができれば、自然と口コミが広がり営業しなくても仕事が入るようになります。

まとめ

こんなので仕事が取れるんですか?と思われるかもしれないですが、意外と仕事は獲得できます。

実績も信頼も信用もない状態だと、こういった地味な活動で行うしか方法はありません。
あと実は一番この方法が早いです。

初めての仕事をブログやWebサイトから取ろうと作ったけど・・・全然な人を散々見てきましたので。

メディアからは後で効果が出るので、まずはリアルからですね。

今回は初歩的な話でしたが、地味〜に超大事です。
また別の記事ではノウハウやテクニックなどもお伝えしていきます。

ABOUT ME
タカハシナオミチ
1983年生まれの33歳、広島県出身の愛妻家 「自分の小さな出来事を周りの大きな幸せに」を自己理念に持ち、社会に価値を与えるWebデザイナー。 31歳で飲食業界からWeb業界に転職し2年で独立。 理容師→フリーター →イタリアンレストランのコック→カレー屋の店長→Web職業訓練生→Webデザイナー→フリーランス というユニークな経歴を持つ。