Webデザイナー就職・転職

【面接のコツ】92%の確率で中途採用される鉄板の質問の答え方

こんにちは、タカハシです。

僕は転職コンサルやWebスクールを運営していて、沢山の人のサポートをしてきました。
その中で、ほとんどの人がこの分類に別れます。

1.スキルは高いけどコミュニケーションが苦手
2.スキルはそこそこで、コミュニケーションが好き
3.スキルもコミュニケーションも微妙

どの人が一番採用されるかというと、2番の方ですね。
実は、スキルがあっても面接で落とされる人が多いんです。

Web業界に来る方の8割くらいが、コミュニケーションを苦手と思ってる人が多いです。
何を話せばいいか分からないといったのが、正しいと思います。

実力主義と思われがちな業界ですが、コミュニケーションが意外と大事になります。
むしろ一番大事かもしれません。
セミナーでもこの話をするのですが、みなさん意外だったという意見をいただきました。

最近相談があった面接に付いてのコツをお伝えしていこうと思います。
コミュニケーションにも応用できますので、苦手な人はぜひご活用下さい。

面接の事前の質問について考えよう

面接苦手なんですよね〜という人に限って、あんまり考えずに挑むんですよね。
その場合は、うまくいかないことが多いです。
よく聞かれることが必ずありますので、事前に考えておきましょう。

例えば

面接でよく質問されること
  • なぜ弊社を希望したのですか?
  • なぜWeb業界に転職したのですか?
  • 前職はなんで辞めたのですか?
  • 会社に入ったらやりたい事はありますか?
  • 将来どうなりたいですか?

このあたりがよく聞かれるかな。
僕も面接をしたことがあるので分かるのですが、大体の人は話が面白くないんですよ、、、
面接の教科書があるの?みたいに同じような答えばかりなんです。
全然その人の良さが伝わって来なくて、魅力的に見えないんです。

上記のような質問は必ずあるので、似たような答えになりやすいんですよね。
面接官は何十人も面接してるので、飽きてると思って下さい。

ここで、あなただけの独自資産が大事になります。

あと、よくある失敗は、短く端的にまとめすぎる人が多いです。
かっこよく言おうとかスマートに振る舞うとかは、一切いらないです!
むしろつまんない人に見えるので、注意が必要です。

例えば、

御社の実績を見まして、ここなら自分が成長できると思い希望しました。

短いし、自己中かよ!

自分の成長や学べると思ってとか、自己のことしか考えてない人は論外です。

では、具体的にどのように答えていくと良いのかを説明します。

注意
事前に会社の情報やWebサイトは穴が空くほど見ておきましょう!
どういった人材を求めてるかが分かってて挑む方がいいです。

自分の型を考えてスラスラ答えよう

会話がうまくできない、上手く答えれない人は、自分の型を作ると楽です。

僕の場合は、

1.自分の説明(名前・仕事・過去の話)
2.今考えてること・やろうと思ってること
3.最近あった話や人から聞いた話
4.将来の話
5.相手の会話から自分と関係するものを探して話す

普段はこれだけで、2時間くらい話してます。
あとは相談に乗ることが多いので、相手の話から自分の経験を話したりしていますね。

ここで大事なのは、自分だけの経験を上手く使って下さい
自分の経験は完全オリジナルになるので、他の人とかぶることはないです。

面接官に「おっ」と思わせれれば、50%は受かったも同然です。
すごいエピソードとかはいりません。

まずは、あなたがどんな人かを印象つける事が一番初めに行うことです。
独自ストーリーについて更に詳しく説明します。

あなただけの独自のストーリーを答えよう

上でも書きましたが、あなただけの独自のストーリーを交えながら話すと興味を持たれやすくなります。
会社を選ぶにしても、この職業を選ぶにしても、Why(なぜ)が大事になりますが、自分のストーリーや経験を交えながら話を組み立てると伝わりやすくなります。

実際に僕の例になると、

[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”kapi.png” name=”カピバラ”]なぜ、Web業界に転職しようと思ったのですか?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”タカハシ”]はい、僕は前職が飲食店で働いていました。
その時に店長として働きながら調理もしていましたので、新商品の開発も自分でしていました。
商品を作った時にメニューに反映しなければならないのですが、本社の対応が遅く間に合わないことが多々あり自分でやったほうが早くない?とうことで、全くの初めてでしたが、Illustratorを落とし使ってみました。
当時は体験版1ヶ月でしたよね(笑)
自分で調べながら試行錯誤でメニューを作ってみて何とか作れたんです。
その後にうちのお店はセットメニューが無かったのですが、人気商品を組み合わせてセット風に見せて、メニューの一番目立つところにデザインして入れてみました。
それで実際に売上が上がったんですよ。その時に初めて、デザインってすげーと思ってめちゃくちゃ興味をもって調べていたら、Webデザイナーというのを見つけて、自分の知識と合わせて使えば面白くなりそうと思い目指しました。
これから、マーケティングを意識してお客さんの売上を上げれるデザイナーになりたいと考えています。
実際にマーケティングなどのセミナーにもいくつか参加して勉強中です。
[/speech_bubble]

これを見ていただくと分かるように、僕自信の経験から話していますよね。
過去→現在→未来の順番に伝える
とより良いです。

過去のストーリーから現在にどのように至り、未来にどういった準備をし考えているかの流れで話すと、説得力が出ます。

すごいエピソードがなくても、全然だいじょうぶです!
面接前に一度プロフィールを幼少期からまとめてみるといいですよ。

未来展望でライバルに差をつける答えを

先程にも少し書きましたが、未来についてが会社的が一番聞きたいポイントになります。

過去<未来ですね。

・将来どのような働き方を目指すか?
・何を身に着けて会社に貢献できるか?
・会社の中でどのような存在・人材になりたいか?
・何年後にどういった人材を目指すか?具体的に

来週からでも一緒に働くかもしれないので、モチベーションが高くやりたい事がはっきりしてる人のほうが仕事しやすいですよね。
意外と面接してみると、過去とか現在のことは話せる方が多いのですが、その先の未来について考えてる人がめっちゃ少ないです!

なので、実現するかは別として、「こういうことがしたい!」「こういう人になりたい!」など具体的に説明できると印象はかなリ良いです。

ポイント
自分の事を素直に伝えることが大事!

NLPを使い論理的に答えよう

NLPって知っていますか?
実は僕は人と会話するのがものすごく苦手だったのですが、NLPを少し勉強してから会話するのが苦ではなくなりました。

NLPとは、神経言語プログラミング(Neuro-Linguistic Programming)のことで、リチャード・バンドラーとジョン・グリンダーによって開発された心理療法です。

難しそう・・・

僕もはじめは思いました。
ですが、この本が読みやすくてちょっと勉強して取り入れてみました。

特にこれはいいね!と思った部分は、

  • 人間が話や文書を理解する土台は過去の体験
  • ミスコミュニケーションが起こる原因
  • コミュニケーションにおけるフィルタリング
  • ラポール
  • メッセージを届ける

このあたりが特に響きました。
詳しくは説明すると長くなるので、省きますがコミュニケーションが苦手な人にはオススメします。

好きなことを答えよう

生徒にも面接の練習をしていて感じたことなんですが、よそいきの答えすぎてあんまり話が入ってこない。
固すぎて内容も面白くない事になります。

その時は、自分の好きなことや物を思い出して下さい。
好きなことになると、みんな目をキラキラさせて話してくれます。

面接だからって仕事の話だけでなく、好きなことやプライベートな事も話すと、相手があなたのことをイメージしやすくなります。
面接なんて30分くらいなので、結局は相手のことはそこまでわかんないんですよね。
だからちょっとでも、魅力的に見せるためには好きなことを喋るが一番いいです。

脱線しないように注意してください!

お笑い芸人から喋りを学ぼう

話の上手い人って言われて誰を思い浮かべますか?
僕はお笑い芸人さんです。

大阪に住んでいると、お笑い番組が多いので自然と見てしまいます。
特に司会をしてる方なんて、すげ〜な〜と感心しちゃう。

単純な話ですが、その道のプロを見て勉強するのが一番はやいです。

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[card url=”http://studyhacker.net/columns/nichijo-koneta”]

面接が余裕になる4つのステップ

人前で喋るときや面接が緊張する人は、練習をすれば解決します。
あのステーブ・ジョブズですら、プレゼンの前には沢山練習したそうです。

事前の練習で採用率が3倍変る

面接での質問はある程度わかっている場合は、一通り練習したほうが良いです。
この問にはこういう風に答えようとか、実際に声にだして練習すると本番で全然変わりますよ。

緊張する人は事前練習で多少はましになるので、僕もセミナーに登壇する時は必ず10回は練習しています。

誰かにインタビューをしてもらおう

もし、親・兄弟・友達などに協力して貰える場合は、面接の練習ではなくて、インタビューしてもらいましょう。
このインタビューは喋る練習なのと、会話の引き出しを増やすためです。

意外と人と話してる時にいいフレーズやワードが出てくるので、それをメモにとっておきます。
あとでプロフィールなどにも使えますよ。

自分を動画に取って客観的にみよう

自分1人でも出来ます。
スマホがあるので、自分で撮影しながら練習して下さい。

ここで注目したいのが、声と表情です
声は自分で思っているより、低くなるので2トーンくらい高めになるように間隔を掴んで下さい。
こえが低く、もそもそと喋ってると相当印象が悪くなります。

表情も同じです。

表情は自分で思ってるより固くなるので、客観的に見るだけでも結果は変わります。

プロフィールを文章化してまとめよう

長めのプロフィールをまとめていると、ネタって結構出てきます。
生い立ちから現在に至るまでと、これからしたいこと、なりたい人に付いて、だーーーーっと書き出して下さい。

プロフィールは後で使う場面が多いので、作っておいて損はないです。

まとめ

いかがでしたか?
長くなったので、ちょっと振り返ってみましょう。

記事のまとめ
  • 面接の事前の質問について考えよう
  • 自分の会話の型を考えてね
  • あなただけの独自のストーリーで答えてね
  • 未来のことを具体的に答えれるとライバルと差がつくよ
  • NLPなどの方法もありだよ
  • 自分が好きなことをとりあえず話せばいいよ
  • 話のプロから学ぼう
  • 事前の練習が大事だよ
  • 誰かにインタビューしてもらおう
  • 自分を動画に取ろう
  • ブロフィールを文章化しよう

ちなみに面接以外でも対面コミュニケーションでかなり有効なので、実践してみて下さい。
人と話すのが苦手で、、、という相談も多いですが、ほとんどの人が「何を話していいかが分からないから」でした。

今回のことを繰り返すだけで、自然と会話できるようになります。

話さないとダメかな・・・と意識すると言葉が出なくなるので、リラックスして面接には挑んで下さい。

ABOUT ME
タカハシナオミチ
1983年生まれの33歳、広島県出身の愛妻家 「自分の小さな出来事を周りの大きな幸せに」を自己理念に持ち、社会に価値を与えるWebデザイナー。 31歳で飲食業界からWeb業界に転職し2年で独立。 理容師→フリーター →イタリアンレストランのコック→カレー屋の店長→Web職業訓練生→Webデザイナー→フリーランス というユニークな経歴を持つ。
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