未経験からWebデザイナー

無職からwebデザイナーの就職が決まるまでの11ヶ月間の話

タカハシ
タカハシ
今回はタカハシが無職の間に何をしていたか記事にしました。
あびこちゃん
あびこちゃん
てっいうか、ずっと無職だったの??
タカハシ
タカハシ
う・・・実はなかなか仕事が見つからなくて・・・

この記事では、全くの未経験だった僕の、仕事が決まるまでについて書いています。
特に30代以上の人は要チェックですよ!
僕のプロフィールも良かったら読んでください。

この記事で分かること

  • Web転職事情が分かる
  • 転職の流れがわかる
  • 失敗例が分かる
  • 転職の時に年齢が高い人の注意点が分かる

前職の仕事は?会社を辞める前にできること

前職は飲食関係で働いていました。
イタリアンのコックをしたり店長をしたりと合計6年ほど業界にいて。

世間のイメージ通り、飲食はブラックが多いく、というかホワイトはあるのか?といった感じでした。
お金ない・時間ない・体調つねに悪いの3重苦で夫婦ともにボロボロ。
正直後半は思考が停止していました、、、

これは僕だけではなくて、結構当てはまる人がいるんじゃないでしょうか?
転職に関して多くの相談を受けますが、会社をなかなか辞めたくても辞めれない人が多くいることに驚きました。

今でこそ辞めたかったら辞めればいいのに〜と思うくらい余裕が出ましたが、当初はやはりものすご〜く悩みましたね。
相談できる人がいなかったので、より苦しみました・・・

  • 金銭的に会社を辞めれない
  • 次のアテがなくて踏ん切りがつかない
  • 結婚してる・家族がいる

特に、この3つが原因となって次に進む足を遅くしてしまいました。

当時の自分も含め、辞めたくても辞めれない人に共通するのが、慎重すぎる点です。
年を重ねていくごとに、自然と守りに入り、より慎重になります。
これが悪い方に作用すると、成長できない、変われない、行動できない人になってしまいます。

どの理由もそうですが、どこかの段階で決断しないといけません。
「お金が溜まったら辞めよう」、「次が決まったら辞めます」といった人たちは、2年たった今もまだ同じところで文句を言いながら働いています。

あびこちゃん
あびこちゃん
自分は大丈夫!出来るよ。と思ってる人ほど要注意ってことね。
会社を辞める前にできること

  • クレジットカードを作っておく
  • 次に転職する職業を決めておく
  • 転職の最短な道を考えておく・知っておく
  • 相談できる環境を見つけておく

余裕で転職できると思った僕は、退職してからクズでした

30歳からweb業界に転職する
あびこちゃん
あびこちゃん
あははっ、面白〜い。
タカハシ
タカハシ
いや笑い事じゃないから・・・

上では偉そうなことを書いてますが、あれは経験からの話で当時は、そんなノウハウや相談できる人なく、グダグダな日々でした。
前職を退職して、すぐにWeb関係に行こうと思ったわけでは無く。

最初の1ヶ月ぐらいは、ガチニートでパチンコなどをやってました。(今はギャンブルは、一切やりませんが)
今思うと完全にクズな時期でした、、、
奥さんから、「あんたいつ働くの!?」と怒られながら肩身の狭い生活・・・

前職で社会保険に加入していたので、失業保険の手続きをするためにハローワークに行くことに。

その時に職業訓練のパンフレットかな?チラシみたいなのがあるんですが、それを見てこんなのあるんだ~と思って、その時はそのまま帰りました。
帰ってから何となくネットで調べたら、結構色んな職業があるんですよね。

失業したときに一番困るのが金銭面ですよね。
失業保険を3ヶ月間もらえるのですが、もらえるのは申請して3ヶ月後からだったのです。
それで職業訓練を調べていた時に、学校に行くと失業保険がすぐに支給されることが分かりました。

システムは分かりましたが、じゃ~どの職業に就くの?と考えていました。
昔からデザインやイラストなどのクリエイティブな職業に憧れがありましたが、自分には無理だろ~とあきらめていて。

この時の年齢が30歳、行くなら今しかないと腹を括りWebの世界に進む決心をしました。
ちなみにWebを選んだのは、フリーランスになりやすそうなのと、今後の仕事として伸びしろがあるかな〜という単純な理由です。

さっそく職業訓練に応募し通うことになり、就職はもらった!と思ってました。
この時点で前職を退職して2ヶ月経過・・・

なんとなく時間が過ぎた職業訓練時代

30歳からweb業界に転職すべく職業訓練に通う

職業訓練は以前にも書きましたが、(webの職業訓練校って実際のとこどうなの?)
学校に入れば何かしら就職に結びつくかと勘違いしていました。

僕の通っていた職業訓練校は、就職相談やサポートが充実していましたが、他の職業訓練校に行っていた人の何人かに聞いた所、20人以上生徒がいてすぐに仕事が決まるのは、2~3人ほどみたい。

今思えば、Web業界についてもっと本音で教えてほしかったな~と思っています。
学校から口止めされてるのかもしれないですが、先生自体はWeb業界の人達なので現場の事や転職について知っているはずなのに、あまり話題になりませんでした。
※もちろん先生によって違います。

学校に来ている人たちは、学生気分になり受け身の人が多く、今思えばどこか本気感が感じられない気がしました。

当時の自分は、ず〜とブラックに務めていたのを開放されて、学生気分をマジで満喫していました。
この期間での頑張りが、その後の明暗を分けるのに、知らないって怖いですよね・・・

職業訓練自体は素晴らしくありがたいシステムですが、それにあぐらをかいて、勘違いしてしまう人も多くいます。
お金貰って勉強できることなんて、普通に考えて無いのでこの期間を自己投資に全力を注いで下さい

職業訓練を利用するポイント

  • 学生気分に戻ると、あとが大変
  • 出来ない人や周りに流されないこと
  • 学校の時間外が本番なので自分での勉強を止めないこと

時間は過ぎ求職中という名のニート期間

職業訓練を卒業したはいいが、仕事が無くまたニートの引きこもりに戻りました。
あびこちゃん
あびこちゃん
はやく就職しなよ・・・
タカハシ
タカハシ
ですよね。いやしたかったんですよ。。

職業訓練を卒業し晴れてニートに戻ることに。

ここから本格的に就職活動を開始するのですが、実際にやったことは

  • ひとまず毎日求人チェックし応募する
  • 就職用のポートフォリオを作る
  • Web系のセミナーや勉強会に参加
  • Web系の本を買いあさり勉強
  • 転職エージェントに相談
  • 自分の名刺を作る
  • Facebook・Twitterをはじめる

おおまかにこんな感じです。

求人応募数は、70社以上で面接は15社位なので5分の1位ですね。
前半は、ポートフォリオがダメダメで全然面接まで行きませんでしたが、作り直したら、何とか面接には進めるようになりました。
結果から言うと、採用に関しては3社だけでした・・・(うち2社はブラック)

▼ポートフォリオの作り方についてはコチラの記事を参考にして下さい。▼

http://web-tk.jeez.jp/wps/post-148/

求人をチェックしながら、独学で勉強する事が毎日で、正直これでいいのかな~と思いセミナーや勉強会に参加していこうと探すことにしました。

僕は大阪在住なんですが、東京に比べイベントが少なくて、初心者の自分が行けそうなのがあまりなく残念でした。

今になって思うことは、初心者でも関係なくセミナー・交流会にガンガン行くべき!
ここで相談できる人や環境を見つけておくと、あとあと相談できる人が身近にできるのですごく助かります。

Web業界などに知り合いがいればいいんですが、転職組の自分にいるはずがありません。
そこでFacebookやTwitterなどでコミュニティーを探したり、サイトを探したりしていてその中でコミュニティーを見つけ、コンタクトを取りました。
運良くそのおかげで何人か知り合いもでき、アドバイスや相談もできる環境が手に入りました。

この出会いが2年で独立できたことにもつながっています。
教訓からの結論を言うとプロの知り合いを作ることが、一番の難関であり近道です。

実際に経験のある方から、意見を頂くことの方が効率も内容もいいです。
もしセミナーや交流会参加を悩んでる人は、参加した方がいいと思いました。

求職中のポイント

  • 1人は大変!知り合いを作ろう
  • より好みをせずにまずは実務経験を優先
  • 相談できる環境をみつけよう

なかなか就職できず焦りだす

なかなかwebデザイナーの仕事が決まらず焦る
あびこちゃん
あびこちゃん
どのくらい就職できなかったの??
タカハシ
タカハシ
え〜〜と約11ヶ月です。。

ここまで色々してきましたが、いまだ採用されず・・・
なかなか厳しい状況で、履歴書、職務経歴書、ポートフォリオ、応募内容を見直しました。

このおかげか面接までは行けるようになりましたが、採用には届きません。
この時に転職エージェントの方に相談し面接対応などを教えてもらうことに。
面接は正直なところ場数だと思うので、エージェントトの人に練習できたのはいい経験でした。

独学でも実績が欲しいと思い、ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソージングにも手を出したり、色々迷走していました(笑)。
クラウドソージングで、バナーコンペやWebサイトのデザインに応募しましたが、これも成果につながらず。

そんな時に応募期間を過ぎている求人に応募してみたところ、面接をして頂けることになり面接に行くことに。
面接での説明で期間が過ぎているけど、面接してくれた理由は、「人をもう少し増やしたい」と言っていました。

その会社はすでに2名採用したばかり、追加の求人にお金も掛かります。
保留になっていたところに、たまたま私が応募した状態になったそうです。
※実はこのパターンは未経験の就活で使えます。

これはかなりラッキー!
なんせ、他にライバルがいなかったので一気に採用率が高まります。

そして1週間ほどで採用の連絡を頂き、11ヶ月のニート生活に終止符を打つことに。
結局、この会社もブラックでこのあとに、半年で辞めるのですが実務経験が詰めたので結果としてはOKかなと。

▼会社選びはこちらを参考にしてください▼

webデザイナーの求人の見方、会社選びの4つのポイントとは?こんにちは、Web未経験支援や独立支援をしているタカハシです。 僕は未経験でのweb業界への転職ということもあって、色々調べたり感じた...
就職活動のポイント

  • 履歴書、職務経歴書、ポートフォリオはライバルよりクオリティを高くする
  • なんとか実績を作る努力をする
  • 気になる会社には、どんどn応募をする

まとめ

これが僕の11ヶ月間の流れになります。

このあとも仕事を辞めて色々あるのですが、何とか2年で独立してフリーランスとしてWebの仕事ができています。
結局のところ一番のターニングポイントは、人との出会いでした。

人脈や環境を後回しにすると、じわじわと苦しんでいくので大変です。

最後にこれだけはやっといたほうが良いアドバイスは、

  • 実務1年以上のレベルのポートフォリオを作る
  • プロの知り合いを作る
  • 相談できるコミュニティーを探す
  • 余裕ぶっこいて、ゆっくり休まない

勉強の仕方や仕事の探し方は人それぞれなので、マイペースでもいいかもしれません。
ですが、ライバルはたくさんいます!

その中で自分に出来る事、自分の強みを見つけないと埋もれていってしまいます。
そしてそのまま時間だけが過ぎていくことに・・・

「あ〜あの時こうしてれば」、「こうだったら」、「本当はこう思ってたのに」などにならないように、早い段階から手をうっておきましょう。

特に30代、40代の方は20代の人と同じことしても勝てないので、気をつけて下さい。

ABOUT ME
タカハシナオミチ
1983年生まれの33歳、広島県出身の愛妻家 「自分の小さな出来事を周りの大きな幸せに」を自己理念に持ち、社会に価値を与えるWebデザイナー。 31歳で飲食業界からWeb業界に転職し2年で独立。 理容師→フリーター →イタリアンレストランのコック→カレー屋の店長→Web職業訓練生→Webデザイナー→フリーランス というユニークな経歴を持つ。
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